2024年01月27日 12時23分
学校間交流の実現に向けて、篠﨑市長を表敬訪問した康校長(中央、市役所で)
台湾・台南市の市立学校で小中一貫教育を実施している九份子(きゅうふんし)国民中小学の教員らが26日、宇部市内の中学校との学校間交流を目指して、篠﨑圭二市長を表敬訪問した。
同校の康晉源校長、日本語教師の寥小慧さん、二胡楽団教師の王文隆さん、康校長の家族の計6人。川上中を見学後、市役所を訪問した。
市役所では、篠﨑市長から市の彫刻の歴史や特産品、市出身の庵野秀明監督による「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを活用したまちおこしの取り組みなどについて説明を受けた。歓談後は菓子や酒などのお土産を交換。出席者全員で、二胡の演奏に合わせて坂本九さんの「上を向いて歩こう」を歌った。
康校長は「オンラインや訪問による国際交流に取り組みたい。互いの歴史を知り、それぞれの良さに改めて気付く機会にもなれば」と要望。篠﨑市長は「これから日本と台湾の関係はさらに重要になってくる。オンラインも活用しながら、スポーツなどを通じて子どもたちが交流できれば」と前向きな姿勢を見せた。